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2009年度資格取得の体験談を紹介します。
山内亜希子さん(社会学部2年生)
国内旅行業務取扱管理者試験 合格


Q国内旅行業務取扱管理者とはどんな資格ですか。

A.  ― 私は旅行が好きで、旅行関連の仕事に就くにはどうしたらいいのか調べていくうちに、国家資格があることを知りました。それは、観光庁が行う国家試験の旅行業務取扱管理者試験に合格することで与えられるものです。実はこの資格には、国内旅行のみ扱える国内旅行業務管理者海外と国内の両方を取り扱う総合旅行業務管理者があります。今回私が挑戦したのは国内の方です。旅行代理店の営業所には、最低一人はこうした資格を持った人を配置するよう義務付けられています。そういう意味で、この資格があれば旅行の仕事に就くのに有利だと思ったわけです。



Q.国家試験ともなれば結構大変だったと思いますが、どんな準備をしたのですか。

A. ― 基本はやはり、社会学部で開講されている観光関連の法律や地理に関する講義です。授業担当の先生が手取り足取り教えてくれるので、すっごく助かりました。それでも受験に当たっては、自分で勉強しましたね。クラスのテキストにも使っている過去問を集めた問題集を繰り返し解きました。過去4年分ぐらいの問題集を4,5回はやったでしょうか。最初は3,4割ぐらいしか正答できなったんですが、それぐらいこなすと、9割程度はできるようになりました。



Q.かなり勉強されたんですね。他にはどんなことをしたんですか

A.  ― この資格試験は地理の問題がすごく難しいんです。授業だけでは足らないと思います。それで、私は「ユーキャン」で国内地理に関する参考書を買って、こちらも目を通しました。観光地理には、各地の祭りや料理、特産物など覚えることがたくさんあるんです。なかなか覚えられないので、担当の先生が紹介してくれたJTBの旅だよりのようなパンフレットを見て、興味がもてるように覚えました。



Q.それでは、最初に旅行に興味を持ったきっかけは何だったのでしょうか。

A.  ― やっぱり、旅行が好きだということですね。父の趣味が旅行だったことから、小さいときから、いろんなところへ家族旅行をしているうちにどんどん旅行が好きになりました。家族旅行では、父の趣味で温泉のある観光地が中心でしたが、最近はショッピングのできるところに興味が移っています。こうした経験を生かして、お薦めの旅行や観光地を紹介できるような職業に就きたいと思っています。



Q.興味を強く持つことが大切なようですね。最後に、今後のプランについて教えてください。

A. ― まず、総合旅行業務取扱管理者試験に挑戦します。それと、やはり旅行ですね。学生のうちに、イタリアやフランスなどヨーロッパに行きたいと思っています。建築物や絵画などを見たいと思っています。



 それでは、どうもありがとうございました。これからも頑張ってください。