2009年度就職活動


篠原克典さん
(社会学部4年生)
株式会社 穴吹コミュニティー 内定


Q.内定の会社は穴吹工務店のグループ会社だと思いますが、どんな内容の会社でしょうか。

A.  ― この会社は、穴吹工務店が建設するサーパスマンションの管理会社です。マンション管理というと、設備点検などを思い浮かべますが、これは技術スタッフの仕事になります。内定を頂いた営業職は、管理組合のサポート業務が中心です。管理人さんたちと密接に連絡を取り合い、日常生活のいろんな問題に対処します。



Q.現在、社会学部で勉強されていますが、大学でやってきたことの中で入社後に役に立ちそうなことはあるんでしょうか。

A. ― 社会学部にはカリキュラムに実習があり、実習を通じて周りの人のことが分かるようになり、また新しいものに対してトライする経験ができたと思います。



Q.例えば、どんなことでしょうか。

A. ― 自分はツアー実習を選択しました。2年、3年、4年と、オーストラリア、グアム、ハワイへと海外ツアーの実習を行いました。高校時代まで海外に出たことがなかったので、最初は海外に出るのが精一杯でしたが、3年目のハワイツアー実習ではツアー映像を制作しています。まず、旅行客として学内の学生を募集し、パスポートの取得からチケットの手配、旅行手引きの作成など模擬ツアーをやりました。今年はツアー映像をDVDにして、客として参加してくれた学生に旅の記録として手渡すことにしています。初めてのことばかりでしたので、教員などの意見を聞きながらなんとかやっています。



Q.いろんなことをなさったのですね。ツアー実習を通じて何か感じたことがあれば、教えてください。

A. ― そうですね。最近のこの大学の学生は、海外旅行をあまりしたがらないように感じます。お金のこともありますが、できれば学生のうちに海外に出て、いろんな体験をすることをお勧めしますね。遊び付きで、言葉では表せないいろんな体験ができるのですから。



Q.話を戻して、就活の試験や面接で心がけたことはありますか。

A. ― 人によって長所短所がちがうと思いますが、自分は、面接では笑顔を絶やさないようにしました。それと、質問に対してはできる限り即答するように心がけました。



Q.即答するには、それなりの準備が必要と思いますが、就活ではどんな準備をしましたか。

A. ― まず、大学が行っている就活のセミナーや説明会には積極的に参加しましたね。でも、これは一般的な内容が多いので、自分が実際に活用したのは「みんなの就職活動日記」というサイトの掲示板情報でした。だいたいの会社の情報が載っているので、結構参考になりますよ。



Q.わかりました。こうした就活はいつごろから始めましたか。

A. ― 2月には合同説明会が始まります。ですから、2月の末から3月にはエントリーシートを出し、面接が始まります。自分はこの流れに乗り遅れないようにスケジュールを立てました。大学の単位もだいたい取れていたので、スケジュール作りは楽でした。



Q.会社のセミナーには出かけましたか。

A. ― 合同説明会が終わると、会社の説明会があり、通常その後に一次選考があります。面接と適性試験ですね。それを通過すると、二次試験の面接がある訳です。自分もこの会社から内定をいただくまでは、この流れの活動を他のいくつかの会社でもやりました。



Q.最後に、後輩に何かアドバイスがあれば、お願いします。

A. ― 当たり前のことなんですが、「就活は早めに動く」これにつきます。                



 どうもありがとうございました。